二重まぶたにする手術の方法は、「埋没法」と「切開法」に大きく分かれます。
局所麻酔の注射をしてから、細い糸で皮膚を食い込ませるように縫い込んで、くびれを入れる方法です。手術時間も短く、腫れも少ないので最も多く行われています。
しかし、最大の欠点は、二重の線が消えてなくなってしまうことにあります。糸でアイプチを行うような感じなので、こすったりすると外れることがあります。
切開法では、皮膚を切りますので、腫れたり内出血を起こすことがあります。しかし、二重の線はしっかりと固定されるので、消えてなくなることはほとんどありません。
つまり、埋没法の利点と欠点は、そのまま切開法の欠点と利点につながります。
「二重の整形手術を受けてから、まぶたが重たくなった」「頭痛が出るようになった」という方がいらっしゃいます。眼瞼下垂症がある場合には、二重の手術によって、これらの症状が悪化する場合が多くあります。
また、一重まぶたで皮膚に余剰があったり、筋肉や結合組織の厚みが強いときには、それらの処理を行わないと美しいまぶたにはなりません。
手術前の状態です。
手術後の状態です。
しのはら形成・皮ふクリニック 0267-67-8825お問い合わせ