私は、佐久市に生まれ、高校時代までを過ごしてきました。子どものころは、友達と夕方遅くまで川で釣りをしたり、草野球をしたりして遊びました。それでも周りのみなさんに恵まれ、にきびや髪形を気にする青春時代を過ごし、そのような中で、医学に興味を持ち、医者になることができました。
信州大学在学中の講義では、耳のないお子さんに耳をつくってあげる手術、唇の裂を治す手術を見て感動し、形成外科の専門医を目指す決心をしました。それからは、次々と新しい治療法が出てくる中で、どの方法が本当に正しいのか、もっといい治療法はないか、悩み、患者さんと向かい合う毎日でした。
しかし、「いつかは自分の生まれ育った町で、自分の身につけたことを役立たせたい、恩返しをしたい。」と思っていました。大学病院での診療や医学生への教育活動もやりがいがありましたが、初心を思い、地元に戻ることにしました。どのような形であれ、育った町で医療を施し、貢献していければと思っていましたが、病院には大学関連病院の制限があったため、勤務医としてではなく、開業医として医療を施させていただく決意をしました。
“小さく思えることでも本人にとっては大きな悩みです”。
皮膚の病気の中には、治療ができることをあまり知られていないものもあります。「近くにこんな治療をしてくれる病院があってよかった。」と言ってもらえるようなクリニックをつくっていきたいと思っています。今まで培ってきた技術と新しい知識を惜しみなく皆さんに提供していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
長野県佐久市出身。平成4年、信州大学医学部卒業。
日本形成外科学会認定医
医学博士
日本形成外科学会 、日本抗加齢医学会
日本頭蓋顎顔面外科学会
国際形成外科学会
しのはら形成・皮ふクリニック 0267-67-8825お問い合わせ