一番大切にしていること

にきびでお悩みの皆さんは、ストレスのある毎日を過ごしながら、勇気を持って、皮膚科を訪れます。お悩みを詳しくお聞きして、症状に合うお薬、治療の方法をご説明しています。

治療方法のご紹介

普段の生活の中で、ストレスや睡眠不足が続くと、自律神経のバランスやホルモン分泌が乱れ、皮脂の量が増えてにきびができやすくなります。また、肌が乾燥しすぎると、皮脂の量が多くなることがあります。規則正しい生活と皮膚の保湿ケアがにきびの予防になると思います。洗顔は、かえって乾燥肌荒れの原因になるので、こまめに行う必要はありません。

薬には、外用薬と内服薬があります。一番手軽な治療は、1日2回、抗菌剤のお薬を塗ってニキビ菌を抑えることです。赤く腫れたり、化膿したにきびが多いときには、抗菌剤の飲み薬を使ったほうがいいでしょう。でも、新しいにきびが次々と生まれてくるのを防ぐには、もうひとつ、塗り薬を加えると効果的です。ピーリングという言葉がありますが、肌の角質を少しずつ取り除いて毛穴のつまりをなくし、皮脂がつまらない肌へと変えていく方法です。アダパレンというお薬が保険で処方できるようになり、治療がとても進歩しました。そのほかに、ビタミンBやビタミンCを補助的に内服していただき、皮脂の分泌と腫れを抑えることもあります。にきび肌の体質がなかなか改善しない場合には、漢方薬を内服していただくのも効果があります。ただし、最初から用いることは少なく、にきびの腫れ具合、出やすい場所の経過を診ながらお薬を選ばせていただいています。


治療開始前。細菌の付着した赤にきびがたくさんあります。

治療を始めて、およそ3ヶ月の状態。治ったにきびの赤みが取れるには、数ヶ月以上かかりますが、必ず白くなっていきます。

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