ホーム > 院長のブログ

院長のブログ

運動部の生徒たち

当院には、小学生から高校生まで、スポーツをやっている少年少女が訪れます。
怪我をしても、みんなさわやかで、いい子たちばかりです。何かを一生懸命やっている子は、瞳が輝いています。
剣道でできた足の裏のタコやうおのめ、スライディングして擦りむいた傷、レスリングでできた耳の血腫など。真剣にやっていれば、多少の怪我はつきものです。対人関係の競技であればなおさらです。
「3日後に大事な試合があるんです。」
つぶれたまめが痛くならないよう、実力を出し切れるよう、治療を通じて応援しています。

冬の顔の乾燥と赤み、痒み

少し前にも書きましたが、冬になると、急に顔がカサカサして赤く、痒くなることがあります。
暖房を使うようになると、空気が乾燥して、肌が乾いてきます。お化粧を落とす時に、お湯を使うようになり、まめにクレンジングなどで洗いすぎていると、肌の脂が足りなくなってきます。意外と、ドライヤーの温風が原因になっていることも多いようです。
まるでお化粧にかぶれたかと思ってしまいますよね。
乾燥すると、肌がアトピーのように炎症をおこしやすくなってしまいます。
お肌の保湿ケアが大切ですが、症状がひどいときにはお薬の力を借りればよくなりますので、御相談下さい。

新しい脱毛レーザー

新しい脱毛レーザーが活躍するようになってから、半年がたちました。これまでのレーザーは、効果はありましたが、痛みが強めであることと、時間がかかることが悩みでした。でも、新しいレーザーは痛みが少なく、治療時間が半分以下になりました。治療後に冷やす必要もありません。私の妻が優しく施術してくれますので、女性も男性も安心して御利用下さい。

テレビのCMで思わず涙

先日、テレビを見ていたら、東京海上日動のCMで、思わず涙が出そうになりました。
・・・・高校まで15キロ、軽トラックで3年間、娘を高校へ送ってきた父。毎朝、車の中ではいつも不機嫌な思春期の娘。何を思っているのか、話しかけてもそっけない返事ばかり。そんな毎日の中、卒業式の日がやってくる。車を降りた娘が立ち止まり、「お父さん、今日までありがとう。」

私にも中学生の娘がいます。最近、話しかけると敏感に反応するようになり、言葉を選ぶようにしています・・・・・・。

You Tubeで、CMは御覧になれます。 東京海上日動CM(60秒)「思う:チーム・エキスパート」篇

かえるの鳴き声

土曜日の午後。
診察室でブログを書いていたら、窓の外で
「けろけろけろ・・・・・けろけろけろ・・・・」
そういえば、最近、診察中に窓の外でかえるの鳴く声が聞こえます。。
どうやら、1匹のかえるがクリニックの庭に住み着いたようです。

私はかえるの鳴き声が好きです。子どもの頃、祖父の家に泊まった夜には、田んぼから聞こえてくるかえるの合唱を子守唄のように聞きながら眠りに落ちました。郷愁と、なぜか、いたずらをしていた悪がきの頃を思い出します。

バレンタインデー

昨日は、バレンタインデーでした。
昼の診療が終わって、一息。すると、5人のスタッフがみんな並んで「先生、今日はバレンタインデーです!」と大きなチョコレートの包みを渡してくださいました。素直にうれしい気持ちの自分がいます。「こんな院長だけど、いつもありがとう。」

・・・・・さて、わが家の小学生の息子2人は、今年はゼロ。でも、予想外にがっかりすることなく、姉と母からもらったチョコレートをほおばっていました。

手術

 医師を題材にしたドラマを時おり目にします。救急治療や手術の場面はドキドキ感があり、緊張感をそそります。うまくできているなと感心してしまいます。若い医師が育っていく場面を描いたものもあり、つい自分の研修医のころが思い出されます。
 私は研修医のころ、先輩から「若い頃には、手術をたくさん見て学べ。」と言われました。最初は手術の助手をさせていただくことが多く、助手をしながら「ああ、ここではこのようにするといいのか。」と、先輩の技術を学び取る毎日です。でも、助手を繰り返していると自然に手術ができるようになるかというと、そうではありません。手術が上達するには、助手をしているときの手術の「見方」が大切で、「自分が術者になっている(している)つもりで見る」ことが上達の秘訣になります。
 手際の良い調理を見せて下さる板前さん、計画的に着実に建物をつくり上げていく大工さん・・・・・・仕事は違っても、学び方は似ているのだろうな、と思います。

待ち時間の悩み

今年もあとわずかとなりました。
毎年ですが、皆さんのお役にたてる診療ができていたか、気が利かなかったことはなかったか、と振り返るのですが、今、一番気にしているのは、待ち時間の悩みです。丁寧な説明・処置と、診察時間の短縮は、どちらも努力しなくてはなりません。頑張ります。

サンタクロース

今日は12月24日。
街はクリスマスの雰囲気でいっぱいです。
我が家のこどもたちも、ひそひそと話しています。「明日の朝には、プレゼントがきているかなあ。」
でも、彼らはまだ、サンタクロースを見たことがありません・・・・・。
「出会ったことがないかもしれないけど、サンタさんはみんなの心の中にいるのです。形はなくても、私たちの心を幸せな気持ちにさせてくれるのです。そう、『愛』や『友情』と同じようにね。」
このような話を何かで見聞きしたのですが、私も同感です。

ゲンゴロウ

「ニホンカワウソ」が絶滅した・・・・とテレビのニュースが言っていました。聞いていると、ほかにも絶滅しそうになっている生き物がいる、と、紹介されていました。その中に、「ゲンゴロウ」という、水中に生息している虫がいて、この世からいなくなってしまう可能性があるといいます。
・・・・・・・私は小学生のある頃、友達と「ゲンゴロウ」を何匹つかまえてきたか、教室で競い合っていました。佐久市内の田んぼの近くの沼に、半ズボンとはだしで入り込み、水中用の虫取り網でつかまえていました。体長3から4センチ程度の楕円形の虫で、小学生にとっては手ごろな獲物でした。ある日、調子よく、5匹のゲンゴロウをつかまえることができました。喜び勇んで翌日、学校に持っていくと、友達に「それはゲンゴロウじゃないぜ。」と言われました。信じてつかまえたゲンゴロウ、悔しくて、「いや、絶対ゲンゴロウさ。」と言い返します。「いや、違うよ。よく見てごらん。ゲンゴロウは、体の横、両端に白い線が入っているんだ。ひろしがつかまえてきたのは『タガメ』って言うんだ。」私は悔しく、その日はがっかりして家に帰り、虫の百科事典を開きました。調べてみると、なるほど彼の言う通り。どうりでたくさんいたわけだ、と納得しました。
今思えば、つかまえずに良かったという気持ちと、当時、泳いでいた姿を思い出して、小学生の僕らに小さなロマンを与えてくれたゲンゴロウにいとおしさがわいてきました。

1  2  3  4
▲このページの先頭へ