土曜日の午後。
診察室でブログを書いていたら、窓の外で
「けろけろけろ・・・・・けろけろけろ・・・・」
そういえば、最近、診察中に窓の外でかえるの鳴く声が聞こえます。。
どうやら、1匹のかえるがクリニックの庭に住み着いたようです。
私はかえるの鳴き声が好きです。子どもの頃、祖父の家に泊まった夜には、田んぼから聞こえてくるかえるの合唱を子守唄のように聞きながら眠りに落ちました。郷愁と、なぜか、いたずらをしていた悪がきの頃を思い出します。
土曜日の午後。
診察室でブログを書いていたら、窓の外で
「けろけろけろ・・・・・けろけろけろ・・・・」
そういえば、最近、診察中に窓の外でかえるの鳴く声が聞こえます。。
どうやら、1匹のかえるがクリニックの庭に住み着いたようです。
私はかえるの鳴き声が好きです。子どもの頃、祖父の家に泊まった夜には、田んぼから聞こえてくるかえるの合唱を子守唄のように聞きながら眠りに落ちました。郷愁と、なぜか、いたずらをしていた悪がきの頃を思い出します。
今日は12月24日。
街はクリスマスの雰囲気でいっぱいです。
我が家のこどもたちも、ひそひそと話しています。「明日の朝には、プレゼントがきているかなあ。」
でも、彼らはまだ、サンタクロースを見たことがありません・・・・・。
「出会ったことがないかもしれないけど、サンタさんはみんなの心の中にいるのです。形はなくても、私たちの心を幸せな気持ちにさせてくれるのです。そう、『愛』や『友情』と同じようにね。」
このような話を何かで見聞きしたのですが、私も同感です。
「ニホンカワウソ」が絶滅した・・・・とテレビのニュースが言っていました。聞いていると、ほかにも絶滅しそうになっている生き物がいる、と、紹介されていました。その中に、「ゲンゴロウ」という、水中に生息している虫がいて、この世からいなくなってしまう可能性があるといいます。
・・・・・・・私は小学生のある頃、友達と「ゲンゴロウ」を何匹つかまえてきたか、教室で競い合っていました。佐久市内の田んぼの近くの沼に、半ズボンとはだしで入り込み、水中用の虫取り網でつかまえていました。体長3から4センチ程度の楕円形の虫で、小学生にとっては手ごろな獲物でした。ある日、調子よく、5匹のゲンゴロウをつかまえることができました。喜び勇んで翌日、学校に持っていくと、友達に「それはゲンゴロウじゃないぜ。」と言われました。信じてつかまえたゲンゴロウ、悔しくて、「いや、絶対ゲンゴロウさ。」と言い返します。「いや、違うよ。よく見てごらん。ゲンゴロウは、体の横、両端に白い線が入っているんだ。ひろしがつかまえてきたのは『タガメ』って言うんだ。」私は悔しく、その日はがっかりして家に帰り、虫の百科事典を開きました。調べてみると、なるほど彼の言う通り。どうりでたくさんいたわけだ、と納得しました。
今思えば、つかまえずに良かったという気持ちと、当時、泳いでいた姿を思い出して、小学生の僕らに小さなロマンを与えてくれたゲンゴロウにいとおしさがわいてきました。
左下の奥歯が虫歯になりました・・・・・というよりも、子供のころに治してもらった「詰めもの」が、ガムを噛んでいたら急に「ポロリ」と取れてしまいました。穴ができて、舌で触れるととても違和感。お茶を飲むとしみます。歯医者さんで治療していただくことになりました。
口をあけて、「局所麻酔の注射をしますよ。」・・・・(ああ、自分もよく使います・・・) 注射はちょっと痛いけど大丈夫。その後、「キューーーン・・・キューン・・・」と歯を削る音。奥に響くけど、痛い、といわけではないかな。詰めものを入れてもらって、「では、次回、また治療しましょう。」
あまり痛くなかったので安心。・・・・やっぱり、局所麻酔はしっかりと効かないと。でも、痛くてもお医者さんに気を使って我慢してしまう場合もあるんでしょうね。患者さんの気持ち、あらためて分かります。
二人の小学生の息子がミニバスケットボールチームに入っています。
先日、一緒にランニングをしてフットワークの練習に付き合ってみましたが、すぐに太ももの筋肉が張って脱退。小学生の運動に余裕でついていけず、焦りました。
「運動をしなくては。」と、歩くことから始めました。いつも車で走っている道を歩いてみると、景色が変わって見えて楽しいものですね。突然現れる飼い犬に吠えられ、びっくりしたりするのですが・・・。今の季節は気持ちがいいです。
新しい年が始まりました。
今年、生まれて初めて2年参りに行ってきました。
家族全員を車に乗せて、長野まで。車を長野駅前に停めて、善光寺まで散歩しました。
「さむい、さむい。」
と言い、コンビニで温かいお茶を買って飲みながら到着しました。道は人通りも少なく、静かな雰囲気でしたが、夜10時過ぎに本堂の前にいると、徐々に参拝客が並び始めました。ここから約1時間半。やっぱり「さむい、さむい。」と言いながら、次々と後ろに、待ち行列が長く連なってきます。
さて、いよいよ年明け1分前。「あと1分!」という声が上がります。大学生らしき集団から、「10,9,8・・・・・・・5,4,3・・・・ゼロ!」みんなで「明けましておめでとう!」
思ったよりも若者の姿が多くて驚き。友達同志でお参りに来るなんて、願い事をするのもきっと楽しいことでしょう。新年が明けると同時に、本堂に向かって進みます。お賽銭を投げ入れて、お参り。終わると本堂横の出口から外に出ます。ああ、ちょっとした達成感。
大きな幸せ、小さな幸せを願ってきました。
でも、本当はみんな、自分の家族、友達、恋人・・・・狭い部屋の平和で手一杯なのかもしれませんね。
今年1年、みなさんのお役に立てれば幸いです。宜しくお願いいたします。
タンスの整理をしていたら、学生時代に聴いていたカセットテープが箱の中から出てきました。南こうせつ、中島みゆき、オフコース・・・・といったニューミュージック系(って今でも言うのでしょうか。)の曲の入ったものもあり、昔の思い出がよみがえり、なぜか恥ずかしい気持ちがして、ひとり苦笑いしました。
カセットデッキがないので今はもう聞くことができず、YOU TUBEで曲名を入れて聴いてみます。すると、あらためてですが、いい曲があります。「むかし子供達は」というさだまさしの曲。サクッと聴いてみると、元気が出ます。
運動会の季節になりました。
かけっこ、綱引き、騎馬戦・・・・こどもたちも練習を重ねて頑張っています。
もちろん、膝や肘をすりむいてけがをすることもありますので、学校から病院へ来る子もいらっしゃいます。
ちょっとだけ、手当てのお話をいたします。
すりむいた傷の手当ては、最初は、水道の水でよく洗い流すようにしましょう。砂やアスファルトの色が残っているときは、洗い流すようにして、きれいにすることからはじめます。もし、深いところに入り込んでいるときには、あとで刺青のように色が残ることがあるので、病院できれいにしてもらうといいでしょう。傷は、乾かすよりも、湿っていたほうが治りが早いです。抗菌剤の入ったワセリンの軟膏を塗るのが無難です。シートなどでふたをする絆創膏がありますが、菌の入った傷の場合には化膿させることがあり、あまりよくありませんので、注意したほうがいいですよ。
小学校は、今週の土曜日が運動会のところが多いようです。
頑張れこどもたち。
「先生、年をとると何もいいことはないよ。」
2週間おきに診察にお見えになる、75歳になった患者様に言われました。
「病気のことばかり考えていると、病気のために生きているようになってしまいますよ。調子もいいので、もう少し気ままにやりましょう。」
気持ちはいつも若くいるつもりでも、誰でも、病気が増え、肉体の衰えを感じてくると、寂しく、不安になってきます。でも、本当に年をとるといいことはないのかな。
聞きたい言葉があります。「若い者にはまだ分かんないかもしれないけど、年をとってみると、こんないいことがあるんだよ、先生。」・・・・・・。
私も録画で試合を見て、感動しました。
日本の女子サッカーが世界一になりました。
月並みの表現ですが、選手の皆さんがとても輝いて、そして、とても「いい顔」をしているなあ・・・。と思いました。一生懸命に目標を持って突き進んでいる姿は、とても美しいものなのですね。
私は、「美しさとは何か」について考える機会が多いのですが、今回、あらためて「内面から出る美しさ」に脱帽いたしました。