ホーム > 院長のブログ > 治療とダウンタイム

院長のブログ

治療とダウンタイム

「ダウンタイム」とは、手術や美容の治療を受けてから、その結果が完全に落ち着くまでの時間のことをいいます。たとえば、シミのレーザー治療を受けていただくと、その部分には軽いかさぶたができ、剥がれて取れてくるのに1週間程度かかります。それまでは、上からお化粧をしていただいて、カモフラージュしていただくこととなります。
このちょっとしたストレスをなくすには、「ダウンタイム」を少なくする治療が望まれます。光治療器といい、肌を損傷せずに色素だけを淡く減らしていく器械がありますが、こちらは肌にかさぶたをつくるようなことはありません。しかし、色素を減らす力は弱いので、治療の回数は多くなります。
また、二重まぶたの手術方法には、大きく分けて、埋没法と切開法があります。埋没法は、腫れが少なく、すぐに落ち着いた状態になります。「ダウンタイム」は短いといえます。しかし、糸でアイプチをつくるようなところがあり、はずれて後戻りする可能性があります。切開法は、皮膚を切って二重にするので、どうしても腫れが生じます。自然な感じになるには、1週間から2週間程度かかりますが、後戻りすることはほとんどありません。

治療には、ゴールと道のりがあります。私は、治療法がいくつかある場合には、どの方法が適切であるか、いつもいっしょに考えていきたいと思っています。

▲このページの先頭へ