手荒れの症状について

手指のかわむけ、ひびわれ、かゆみ、ジュクジュク・・・・痒くて痛く、つらい症状です。このお悩みは、美容師、理容師、調理師、そして主婦の皆さんに多く、共通していることは、「手洗いが多い」ことです。

洗剤やシャンプーで、お湯を使った手洗いをしていると、手指の脂や角質がどんどん失われていきます。皮膚の脂や角質は、皮膚を外から守っているバリアのようなものです。これがなくなってくると、手はまるはだかになり、直接、洗剤やシャンプーにさらされるようになります。乾燥してあかぎれになり、かぶれて痒み、ジュクジュクが出てきます。

手荒れの予防と治療について

これを防ぐには、「洗剤やシャンプーを使った手洗いを少なくする」「手袋をして手を守る」ことです。しかし、仕事上、無理な方がほとんどです。

そのような皆さんは、こまめに保湿剤を塗ることで、手にバリアをつくり、保湿をすると効果があります。蛇口の近くにいつも保湿剤を置いて、手を洗ったら塗る習慣をつけるといいでしょう。

そして、寝る前に、痒くてかぶれたところにステロイドの軟膏を塗ると、症状が楽になります。アレルギーの悪化した手荒れには、飲み薬をあわせて使うと治りが早くなります。

職業病のようなものなので、仕事を1週間くらい休むと良くなるという人もいます。当院では、訪れた皆さんの声をもとに、「オリジナルの保湿剤」を処方させていただいていますが、予想以上に好評をいただいています。

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