蕁麻疹の症状と治療について

「お風呂に入ったら、急に皮膚の表面が蚊に刺されたようにふくらみ、数が増えてきた・・・」といった症状で最初は発症します。

蕁麻疹は、5人から6人にひとりは一生のうちに一度、経験するといわれています。急にみみずばれのようなふくらみが出て、増えて痒くなるので、とても心配になります。でも、多くの蕁麻疹は、1日で消えてしまうことが多いので、病院にかかるときにはなくなっていることもあります。

食べ物や薬が原因になることがありますが、蕁麻疹の7割程度は原因が不明です。疲労やストレスがたまると出やすいといわれていますので、疲労をためすぎないことも大事です。また、暑さや寒さが強くなる季節の変わり目になると症状が出ることがあります。このように、体がストレスを感じたときに、防御反応として出てくるものと考えられます。

治療では、飲み薬を使うと、早く皮膚の赤いふくらみと痒みを抑えることができます。お薬は、「抗ヒスタミン剤」といい、花粉症でも使うアレルギーの薬を使います。くり返し起こる慢性蕁麻疹の場合でも、飲み薬を使うことでうまく症状を抑えることができます。

慢性蕁麻疹」といい、数年近く繰り返して、治らない場合もありますが、根気よく治療していくと、徐々に良くなっていきます。

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